無題 Category:未選択 Date:2015年09月01日 今あおしとの闘いのところ読んでた。 剣心が蒼紫を諭し、『いつ死んでも殺されても構わないと心に秘めて生きてきた』と吐露するシーンで物凄く胸が痛くなってしまったよ。 やっぱり剣心はそーだったのよね。 や、まぁそーかなと思ってたけどハッキリと本人が明言してるの珍しいなって思って。 誰とも真に交わらず、そんな気持ちで10年以上を生きてきたのね。 なんて悲しい半生なんだろうか。 自分にはマトモに生きる価値はない、幸せになりたいとか思うことすら烏滸がましいとか思っていたんだろうなぁ。 なんか、時々思うんだけど、剣心って結構男脳っぽいバカさがあるんじゃないかなぁ。。 いや、なんか極端に合理的に考えすぎるっていうか…。 罪の重さに苛まれるのは当然なんだけれども、でもやっぱり人間て欲無しには生きられないじゃない。こんな自分でも幸せが欲しい、愛し愛されたい、本当はあーしたいこーしたい。こんなダメな自分だから、実際に言動にするかは別にして、心の内で生の基本的な欲求を持ってしまうことは止められないじゃない。でも10年の剣心って、その思うことすら、ふたをしているような気がすんのよ。 PR comment(0)