無題 Category:未選択 Date:2015年10月28日 剣心自身のことを理解しようと掘り下げれば掘り下げるほど、剣心は普通の幸せな人生からは当然遠ざかっていく。 だから星霜編もそうなんだけど、原作以外のメディア化されるときに、剣心という一人の人間の事を真剣に描こうとすればやっぱりただ薫と幸せになるのは違うってことになっちゃうんだろうね。 だって他ならぬ剣心自身が償いたがってるんだもん。 結構時間が癒してくれるものって効果絶大だと私も思っていて、10年とか15年て充分癒しに値する時間だと思うんだけど。 それは自分を好きだったり基本的欲求のある人、本当は幸せになりたい人のことなのかなぁ。 たとえば剣心と同じように沢山人を殺してしまった人でも、いやあれは新時代のために必要だったんだから仕方ない俺は悪くないって思える人は、すぐ普通に幸福に暮らせて人生の最期まで幸せだったりするんだよね。因果は巡るものだけど正直巡らないものでもある。 だけど剣心は到底そうじゃない。 人生終わるまで償いたがってる。 多分自分を呪い続けてる。 そうしたらやっぱり、星霜編のような最期は剣心に最大限優しいパターンとしても正しいのかも知れない。。 と、思ってしまった。 いや私は星霜編はアニメ公式であっても、あの内容の辛さからパラレルだよぉ~って受け止めていたんだけど。 そして薫を伴侶に選んだこと=罪を半分背負ってもらうことを決めたわけだから、まぁ病気を分けて貰う過程に違和感はあっても、薫もただ幸せではいられないし幸せに死ねないのよね。 なんかなんで自分が原作準拠原作準拠ってやたら思うかわかった気がする。 やっぱり御都合主義でもなんでもいーから幸せになってほしい剣薫。うん御都合主義でいいよ。 全然へーき。 私なんか俗物ですよ。矛盾だらけ。 だから普通に幸せそうに見える原作準拠。 うん。 PR comment(1)