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奥の間(仮)

脳内で燻る剣薫について妄想したり吐き出したりしてるところです。主に原作準拠です。よくマイハートに忠実に叫んだりしています。

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また墓参り

まだしつこく墓参りの意味について考えていたんだけど…ていうか墓参りの考察がやめられないんだよ!!意味深すぎるよ!

でさっきふと思ってしまって衝撃だったんだけど。
もしかして、いや結構マジに墓参りのときに夫婦(めおと)の約束したんじゃないの?と思ったらすごい腑に落ちてしまって。
だって、どうしても消えない疑問がずっと2つあって。
①なんで剣心はあんなに急いで京都まで墓参りにいったのか。
②何故薫を連れていったのかですよ。

これらはなぜ剣心がっていうのと同時に何故ワッキー先生がそう描いたのかっていうのがすごいミソなんですけど、作家先生って絶対そこまで考えて考えて作ってるでしょ。むしろプロほど意味の無い描写はしないっていうか。。
だからちゃんと意味というか示唆はあったんだと思って。
まず①に、なんであんなに傷の癒えないうちに、しかもまだ蒼紫と操が道場に居るのに入れ代わりのように、不自然じゃないですか?一番思うのはそこなんですよ。剣心にしては珍しく、腕包帯ぐるぐるで吊っちゃったりしているわけです。その体でありながら、まだ京都からの客が自分ちにいる間に自分たちは京都に行っちゃう。早く巴に報告しなくてはならない、色々けじめをつけたいのは分かりますよ。でも急ぐにしてもその体なら蒼紫と操の帰宅に合わせ送っていくがてら京都に向かう方が自然じゃないですか。傷も癒える。だって東京帰ってきてからの剣心はもう腕吊ってないんですよ。わざわざ京都旅の時だけなんですよ。
ここですよミソは。薫と二人きりの時だけなんですね腕使えない描写あるのは。
それで②、薫を連れていった意味です。
上の蒼紫操の存在を踏まえて考えると剣心は早く薫と二人になりたかったということですよね多分。
というか明確に『早く薫に対してしたい事』があったのでは?
文字通り剣心にとってはけじめをつけるための旅だったでしょう。
巴に対するけじめをつけるシーンは作中で描かれました。さようならって。あえて薫の前で言ったのにも勿論意味はありますが、でもさよならだけなら最悪薫が居なくても成り立ってしまいますね。やっぱりワッキー先生が薫を同行させた意味がありますね。
やっぱり『告白』の回では言えなかった返事をしたのでしょうね、そしてそれは言い回しが違えば殆どプロポーズかね。どうなんだろ。何て言ったんだろ。超気になる。
兎に角それを実行したことを先生はちゃんとヒント残してくれたのかなと。
だけど単に想い合って手を出したという話ではありませんよと。セクロスしたわけじゃありませんよ、そこばっか勘繰らないでねと。そのために剣心は利き手を吊られている必要があったのですね、ワッキー先生によって。だって重傷なのはわかるけど剣心にしては本当に珍しい描写ですよね、しかも縁戦後の砂浜で普通に右手で納刀してるんですよ剣心。
そしてその腕吊りは剣心に同行者(介助人)が必要だったことの建前上の理由になります。

勘繰りすぎかなっても思うんですが、和月先生ってかなり細部まで考えていそうだなって思うとあながち大外れではないような気が。私腕吊り剣心の初見のとき違和感ありましたもん。腕吊りは必要な描写だったんですね、多分先生にとって

剣心は薫に対してまぁ色々理由あって煮え切らないような態度とることが多かったですが、薫の死後奪還後は、自分の答も出た上で完全に吹っ切れてると私は考えてます。ていうかあんなことがあったあとで彼女が無事に自分の所に帰ってきて、今度こそしっかり掴まえようって思わないわけが無いのではと…。いくら剣心でも。それにあの様子じゃぁ彼もし今度薫を失ったら多分死ぬでしょうほんとに例えじゃなく。
だから特にいざこざなくお互い当たり前のように自然に結婚に漕ぎ着けてるって思ってます。

でもプロポーズはその後年内には!ぐらいにぼんやり思ってた!
でもちがうのかも知れませんなぁ
…だって吹っ切れているんだから、先に延ばす意味が特に無いもんね…まして1つ屋根の下に暮らしてるんだもの。
剣心は業が深くて自分を赦せないから、思うところが色々あって自分の想いを塞き止めてきたけれど。でもそこを乗り越えたところまでしっかり作中で描いていてくれたのだから。うん、やっぱり延ばす意味がない。

いや墓参りについて考えれば考えるほど、ちゃんと和月先生は描いていてくれたのではと思ってしまって。
左之助が別れ際に『剣心とガキの一匹二匹』って言うの、夫婦の約束はどーせ済んでるんだろってまわりは分かってるふうに感じるんだよなぁ
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